Natural Water of SUZUKA鈴鹿の伏龍水

鈴鹿の伏流水|上水道が普及する前、盆に里帰りした人が一番にするのが「鉄管ビール」だった。ポンプ・アップした地下水をコップにグビリと飲むだけのことだが至上の幸せだった。やはりこの町に戻りたいと体の奥で何かがささやく。都会のご飯がまずいのが水のせいだと知ったのは大人になってからだった。あの炊き立てのご飯の鼻腔をくすぐるような硫黄臭を知っていますか。外国の人はあの匂いを嫌うそうだけど、この国に生まれてきてよかった。胃袋がきゅっとするような、あの香りがたまらない。
鈴鹿の山並みはことさら冬に美しい。降りつもった雪が夕映えに燃え、つかの間朱に染まり、やがて煤けたロウソクのように闇に溶けていく。村人たちはあの山々を仰ぎ見て、春の訪れを祈り、日ごとに増えていく裾野の緑を見て、田起しの準備を始めた。あの雪が今、湖東の豊かな大地に吸いこまれ、長いときをかけて私の手元にある。両の掌ですくい「グビリ」と飲み干す。咽頭から直接胃袋に落ちた水が体のすみずみまでいきわたる。今夜はうまい飯が喰えそうだ。そんな幸せな想像が私の帰宅を急がせる。

 

鈴鹿の伏龍水の起源

言い伝えによれば、大津瀬田の龍神様は毎年六月一日、鈴鹿山脈に源を発する愛知川をさかのぼり、永源寺萱尾の大瀧神社の龍神様に会いにこられたとのこと。
愛知川の龍神様の名は天湯川桁命(あめのゆかわけたのみこと)といい、愛知川流域には今もこの神様をまつる神社が多く残っています。
当地の産土神(うぶすながみ)である小幡神社も、江戸時代には「川桁神社」と呼ばれていたとの史料があり、かつてこの地にも龍神様がまつられていたようです。
このご縁をもって「鈴鹿の伏龍水」と命名させていただきました。

鈴鹿の伏龍水の評価・成分

この「鈴鹿の伏龍水」は鈴鹿山脈の豊かな伏流水を地下108mの井戸から汲み上げた豊富なミネラル分を含む天然水です。
専門機関による分析調査により

  • 「おいしい水指標 4.33」(適合2.00以上)
  • 「健康な水指標  11.00」(適合5.20以上)

という抜群の値が示されており、お茶・コーヒー・紅茶などの水として最高の品質が証明されています。なお、当方にて滅菌は行っていますが生水でのご使用は保証しかねます。沸騰させてからご使用ください。

「おいしい水研究会」による評価

蒸発残留物 98mg/l 合格
硬 度 44mg/l 合格
遊離炭酸 4.6mg/l 合格
過マンガン酸カリウム消費量 0.8mg/l 合格
臭気度 <1 合格
残留塩素 0.12mg/ 合格
水 温 15C 合格

含有ミネラル

カルシウム(Ca) 11 11
カリウム(K) 1.1 1.1
シリカ(SiO2) 23 23
マグネシウム(Mg) 3.9 3.9
硫酸(SO4) 硫酸(SO4)

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